絶対失敗しない!リーバイス501レギュラーのサイズの選び方


いざジーンズを買うとなると、絶対お店で試着した方がいいと思いがちだが、このリーバイス501レギュラーにおいては、お店で試着するよりネットで買うことを断然オススメする。
それは501特有の『シュリンク・トゥ・フィット』という特徴が試着の意味を無くすからだ。

コットン100%で防縮処理のされていない未洗い(リジッド)のデニムは洗うことで縮み、穿き込んでいくことで少し伸びていく。この性質を上手く利用したのが、シュリンク・トゥ・フィット(縮んでフィット)だ。
負荷のかからない部分は縮んだままだし、ちょっとキツいと思った箇所は次第に伸びて馴染んでくる。そうして自分の体型に合った、自分だけのシルエットが完成していく。この縮みはウエストだと2.5〜5cm、レングスだと8〜10cmもある。

つまり未洗い状態のものを実際にお店で試着してみても、結局縮んだ後のサイズは想像するしかなく、試着の意味がまるで無い。むしろ実店舗だとなぜか冷静な判断が出来なかったり、“だいたいこれくらい縮むとして”という想像上の理想サイズが決まったとしても、肝心のその在庫がなかったり、「でもせっかく来たのだから・・・」とついつい隣のサイズを妥協で買ってみても結局サイズが原因で気に入らなくて穿かなくなったりと、本当に失敗することが多いのだ。そしてこのUSA流通モデルは公式リーバイスショップでも取り扱っていないため、そもそも試着できる場所も少ない。よって試着より実際に自分の体をメジャーで測って、数値的に理想サイズにアプローチした方が断然失敗は少ないのだ。

まずはメジャーを用意してほしい

ぴったり身体を計測するためのテープ製の柔らかいメジャー。
(小学校の裁縫セットに入ってたこういうやつです。懐かしいですね)

持ってない人は100円ショップで買ってください。このわずか110円の投資があなたのジーンズライフにおける最大の失敗を防ぐことになります。Amazonでも買えます。

①穿きたい位置(ウエストライン)を決めて、その長さを計測する。

ウエストと言ってもおへそ周りから腰骨周りまで、結構差がある。そのどこで穿くか(おへそくらいまで上げて穿くのか、腰くらいまで下げて穿くのか)を考えながら、その部分の周囲の長さを計測してほしい。オススメは腰骨の少し上あたり。そこを測り、下の表の縮み後の数値が一番合ったサイズを探す。自分の数値に近いサイズが2つあったら小さい方を選ぶのがオススメ。これは縮んでからも着用していくことで少し伸びるからだ。

自分は85.5cmだったので縮み後の数値が84.5cmのサイズ33にした。

ウエストのサイズが決まればそのサイズの股上の数値もメモしておく。これはレングスのサイズ選びで重要になってくる数値だ。(サイズ33の場合股上は31cm。)

②決めたウエストラインからくるぶしまでの長さを計測する。

これがあなたの脚の総丈となる。総丈とは股上+股下を表し、レングスは股下の長さなので、総丈から股上を引いたものが選ぶべき股下の数値となる。
ここでさっきメモした股上の数字を使おう。

自分の場合総丈は104cm、股上はウエストサイズ33を選んだため31cmだったので、股下は104-31で73cmあればいい。

縮み後のレングスで73cmになるのがちょうどあった。よってレングスサイズは32。もしレングスのサイズ選びで迷うことがあったら、長めを選べば良い。長い分には裾を折る、裾上げするなどの方法があるからだ。

これでサイズ選びは完璧だ。自分の場合W33 L32 ということ。

なお現在生産されていないサイズもある。下記の表で黒く塗りつぶされたサイズがそれにあたる。

横並びの数値がW(ウエスト)
縦並びの数値がL(レングス・股下)

ほとんどの場合カバーしていると思うので、一番合ったサイズを選んでほしい。

これが正しいサイズの選び方だ。少し太めに穿きたいからと言って大きいサイズを買ってブカブカに余ったウエストをベルトで締めるようなトリッキーなことをすると、結局そのフィット感の無さや巾着袋状態にもたついた腰回りが気に入らなくなって穿かなくなり買い直すことになる。是非今のあなたの体型にあったジャストサイズの501のシルエットを楽しんでほしい。501はジャストサイズをベルト無しで腰穿きするのが一番カッコいい。

▼店は上野アメ横の老舗インポートショップ【Jalana】(ジャラーナ)がオススメ。ここはサイズ展開と在庫数に圧倒的な信頼があって、しかも安い。

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